【生物対策】偏差値60を超えるための勉強法と参考書の紹介
こんにちは、リゾットです!
理系で生物選択の皆さん、生物は得意ですか?
生物は要点を押さえて勉強していけば少ない時間で力をつけることができる科目です。
今回は河合塾の模試で生物の偏差値70を取ったことがある経験を活かし、皆さんに勉強法や実際に使っていた問題集を紹介していこうと思います。
生物の問題の特徴を知ろう!
2次試験の生物は大体大問は4~5問程です。
問題は主に空欄補充問題、実験考察問題、論述問題で構成されていることが多いです。
生物は、理解・考察・思慮が必要な科目であり、丸暗記すればよいという科目ではありません。
何でも丸暗記してやろうと思う前に、まずは内容を正しく理解することを意識して勉強しましょう。
空欄補充問題
ここで問われるのは、教科書で太字になっているような重要かつ基礎的なものばかりです。
多少文章が違っても、本質を理解していれば余裕で答えられます。
そのため、教科書の内容を徹底的に理解すれば余裕で得点できます。
実験考察問題
個人的にはここが一番難しいと思います。
その場で考え、状況を把握する必要があります。
実験考察問題はある程度経験が必要になってくると思います。
しかし、中には知識で解ける問題や似たような問題が出されることもあるため、多くの演習をこなすことが重要になってくると思います。
論述問題
論述は語句や生命現象の理由などを答えさせられるパターンとある実験を行い、そこから分かることを記述させられる2パターンに大きく分けられると思います。
地方国立や中堅私大では前者の割合が多いです。
語句や理由説明の記述問題は何も難しくありません。
よく出題されるパターンがあり、ポイントを押さえておけば正解できるためです。
問題集や過去問などで何回も出題される問題は解答を覚えるぐらいに復習しておくといいと思います。
後者のパターンは問題を見て状況を判断するのが難しいですが、教科書をベースとした基礎力があれば問題を理解することができるはずです。
そのため、まずは基礎力をつけることから始めていきましょう。
まずは教科書の内容を徹底的に理解する
生物が苦手だけど早く点数を上げたいと焦っている人ほど、重要問題集などの難しい参考書に手を出し、挫折してしまいます。
まずは、教科書の太字になっている語句を説明できるまで理解しましょう。
また、教科書の参考の部分やコラムの部分もしっかりと読み込み、内容を頭に入れておきましょう。
参考やコラムの場所も意外と入試で問われます。
教科書の内容を理解し、重要語句などを覚えていくことで点数は比較的安定してきます。
実際に使った問題集
私が使用していたのは、理系標準問題集ですね。
生物の基礎固めが終わり、入試レベルの問題に取り組み実力をつけたい人にお勧めの本です。
掲載されている問題は、実際の入試問題や改題問題です。
問題数は150程あり、単元ごとに細かく問題演習ができます。
単元ごとに分かれているため、苦手分野に絞っての演習も可能です。
実験考察や論述問題に強くなろう
理系標準問題集には地方国公立大で出題された問題が多く記載されています。
考察や論述問題も多く載っています。
この問題集のいい所は入試に頻出な考察・論述問題を網羅的に演習できることです。
繰り返し学習することで、各問題で問われている要点をつかみ、答案作成に必要な知識や字数制限内で回答をまとめる能力が実につくと思います。
効率良く学習できる
理系標準問題集は、A問題とB問題で分かれています。
A問題は日東駒専レベル、B問題はMARCHレベルだと思います。
時間が無い人はA問題だけをやり、全単元を終わらせて満遍なく知識を定着されていくのもありだと思います。
地方国公立大を目指す方であれば、B問題も全て終わらせましょう。
B問題もやればかなりの実力が付くと思いますよ。
でも、旧帝大などの難関大を目指す方であれば、理系標準問題集だけでは足りないかなと思います。
難関大を目指す方は、重要問題集などさらに難易度の高い問題集をやることをお勧めします。
分からない問題は答えを見てもいい?
問題をこなしていく中で、分からない問題は出てくると思います。
5分経っても解答の方針が立たず、全く分からなければ遠慮なく答えを見ていいと思います。
大事なのは復習して、次は間違えないことだからです。
また、生物の勉強に使える時間は限られているためです。
生物は数学や英語に比べて配点が低い場合がよくあります。
そのため、配点の低い生物にかける勉強時間は最低限にして勉強しなければなりません。
つまづいたら、すぐに答えを見て復習し、数をどんどんこなしていく方が効率よく勉強できると思いますよ。
復習は超大事
問題は1回解いたら終わり、、
では、よくありません。
解き終わったら答え合わせをして、間違った問題の解説をよく読みこんで次は答えを見ずにできるようになるまで何回も復習してください。
理系標準問題集は解説が丁寧に書かれているため、間違えた問題の解説は読み込んでおきましょう。
「この問題見たことあるのに解けない」なんて状態は一番もったいないです。
生物は国語などと違い、似たような問題が出題されることはよくあります。
復習の時間を大切にし、間違えた問題は次は答えられるようになるまで復習してください。
さいごに
理系標準問題集は偏差値50~60台までの良問が厳選されているため、教科書の内容を理解し、生物の基礎固めが終わった後に取り組むのに非常にお勧めです。
主に国公立大学の入試に出題される論述問題形式に対応していますが、私立入試にも十分対応しています。
正直、この本一冊を極めれば、地方国立大学の生物の試験は余裕で突破できるだけの実力が付くと思います。
しっかりとした基礎力を土台に、問題演習を通して知識を定着させ生物を得点源にしてください!
少しでも皆さんのためになればなによりです!
では、また。